アップサイドダウン - 重力の恋びと
前から観たかった映画…だと思ったら、思ってたのはどうやらエリジウムという映画…。
「確かマット・デイモンが銃を持って、なんか上の世界になんかするんだよな?」と、観始めてしばらく気づかなかったのだけど、待てど暮らせどマット・デイモンなんか出てきやしない。エリジウムはまだ観てないけど、スペースコロニーが、この映画のソレなんですな。
この映画のソレとは、空に見えるもう1つの大陸のこと。
主人公が暮らす世界は通称「下の世界」と呼ばれており、空に向かい合うように存在する「上の世界」には富裕層が暮らしている。
下の世界の人間が上の世界に行ったとしても、逆さまのまま。つまり、下の世界の人間が上の世界で何も捕まっていない場合、上の世界の人間から見ると"空に落ちて行く"ことになる。
さらに、双方の世界ではもう一方の物質は"逆物質"と、呼ばれており、持ち続けると燃えてしまうという物理法則がある。
そんな2つの世界間で芽生えた愛がこの映画の題材。いわば壮大なロミオ&ジュリエット。
雨が上と下から降ったり、雲が絡まるような空があったりと、映像はとても神秘的で綺麗。
2つの逆さまな世界と、燃えてしまう制約などの素材が、主人公とヒロインの恋愛をいじらしくしていたりと、見ごたえたっぷりなのだけど、どうオチをつけるつもりだ?と思ったら、かなり力技なオチだった。
正直後半がダラダラしちゃってる映画に見えたけれども、まあ、でも、この世界においてこれほど希望の持てるオチは無いだろうかね。
ちょうどこういうSFに飢えていたので、満足!
エンジェルウォーズ
前から気になっていた映画。
BvsSとかの、ザックシュナイダー監督なんだね。
通りでアクションシーンがドラゴンボールしてるわと思った。
母親を亡くし、襲い来る父親(実の父親ではない?)から我が身を守るために正当防衛として銃を構えるも、不幸にも実の妹を銃で撃ち殺してしまった主人公。
父親は自分の責任を逃れようと主人公を精神病院に入院させる…所から、実はこれがいわゆる"娼xの館"で行われるお芝居だった。
"娼xの館"で出会った仲間と脱走を企てるため、得意のダンスで周囲を魅了し、脱走するための"アイテム"を集めることに。
このダンスをしている最中の描写が、刀を持った主人公(ちなみに何故かずっとセーラー服)と、ガチ武者とのドラゴンボールばりの戦闘シーンだったりする。
ラストは個人的に好きな終わり方。
ローグネイション
Amazonプライムに入ってからと言うものの、映画ばっかり観てます。
ちょっとした時間しかなくても、iPhoneでも観れるのは凄く良い。
てな訳で、見放題のローグネイションを鑑賞。
なんと言うか毎回展開が同じ気がしてならない。
でも、ミッションインポッシブルはこう言うもの!と思ってるので、割と楽しめた。
モンスターズ
遂にAmazon primeに入る決断笑
早速いくつか映画を観てるのだけど、何時でも手軽に映画が見放題ってのはかなり危険。観過ぎちゃいそうだから笑
前から少し気になっていた、地球に侵略してきたエイリアンが生息するメキシコの危険地帯から脱出すると言う映画。
エイリアンはかなりデカイタコの様な生物で、生態は原始的。
脱出は脱出なのだけど、この映画の醍醐味は「あまりエイリアンとの戦闘がなく、脱出のために旅をすると言う、ロードムービー要素がある映画」だという事。
ロードムービーは凄く好きなジャンルで、そこにさらにエイリアン侵略という非現実感が入ってなかなかの名作に仕上がっていると感じた。
例えばこの映画に出てくるエイリアンが文明を持ったビームをバンバン撃つような奴らだったとしたら、大した映画では無いんだろうなと。
音楽も物静か。