the industrial

都内で働くITエンジニアの日記

インセプション

この前地上波でやってましたな!

映画館で観た映画ですが、我が家でももちろん鑑賞しました。

更に、買ったばかりのHDDレコーダーで録画までしました。

これでいつでも観賞出来ます。

本当に良くできた映画ですね。この先何度観ても良いと思えそうな映画です。


所で、もう地上波でやった映画なのでネタバレしますが、この映画のラストについて。

やはりと言いますか、意見が別れますよね。


簡単にどう言う事かといいますと、この映画の舞台は夢の中。

夢の中に入る人間は、トーテムと呼ばれるある程度重量があるオブジェクトを持っています。

人それぞれ持っているオブジェクトは違うのですが、主人公のコブは鉄(おそらく)で出来たコマですね。

例えば、夢の中ではコマは廻り続けるため、自分が今夢の中なのか現実世界なのかを見分ける事が出来ます。

これがトーテムの役割。


そして、この映画の最後。

本国に戻る事が出来たコブは、久しぶりに会う自分の子どもたちを抱っこする前に、コマを廻します。

止まるか止まらないかの所で、画面は暗転し、エンドロールに繋がるわけでして、つまり最後のハッピーエンドは夢か現実か分からないんですよね。


そこがお題。

人によっては夢だったり、現実だったりと議論が飛び交う仕掛けになっているんですねー。

そして、僕は「現実世界」だと思っています。

それはハッピーエンドじゃないとさみしいからという理由ではなく、映画その物の味わい方からこう言う理由にしています。

個人的な考えですが、まだ夢の中だった場合は映画のラストから「え?さらに何か!?」となり、それまでの緻密に計算されたお話により興味が湧き、映画そのものの価値が高まる気がしています。

しかし、それはなんだか狙われたオチだと感じました。

逆に、もし現実世界ならば、それまでの緻密に計算されたお話が、期待通りで若干チープな感じになりますよね。

「あぁ、よく有る。」

みたいな?

この映画は「夢の中からその人に“アイデア”を植え付ける」という題材でして、映画を観ている僕たちにも言える事なのかなと。

つまり、本編の中でどのように感じたか、言い換えると、監督のアイデアがどのように植え付けられたのかによって、ラストの捉え方が変わる面白い形の映画だと表います。

そして僕は、「監督のアイデアを植え付けられている様だから」という理由で、映画を見た人をさらに深みに誘い込む「まだ夢の中」というオチではなく、敢えてそれに抗う「現実世界でハッピーエンド」という方だと考えました。


オーバー