the industrial

ブログと言うより自分のためのメモ以外の何モノでもないです。でも読んでくださってありがとうございます。

世界に一つのプレイブック



今年観た映画で今のところ一番面白かった!

テレビで紹介されただか、アカデミー賞で話題になっただかで頭の片隅にあったんだけど、直前まで借りようと思ったクリント・イーストウッドの「人生の特等席」を棚に戻してこちらをレンタル。

奥さんの浮気現場を目撃してしまい、浮気相手をフルボッコにしてしまい、躁うつ病が発覚。
裁判所命令で精神病院に入院していた主人公パットリック(ブラッドレイ・クーパー)が退院するところから始まる。

んで、接触禁止となっている奥さんと”ヨリ”を戻すべく、本を読んだりジョギングしたりとけなげに頑張るんだけど、実はやっぱりまだうつ病が治ってないんだよね。
なので、気に入らない本を読んでしまうと躁が出てしまい、夜中でもお父さん(ロバート・デ・ニーロ)やお母さんに喚き散らしてしまうんだ。

そんな中、ハンガーゲームでちょーしたたかな女性を演じたジェニファー・ローレンス演ずる、奥さんと知り合いの妹であるティファニー(旦那さんを事故で亡くした)と出会い、奥さんに手紙を渡してもらいたいがためにティファニーのお願いを聞くんだけど~

というあらすじ。

もうね、みんな健気なの。

主人公もそうだし、ティファニーも旦那さんを事故で亡くした後生き方をさまよったり、主人公のお父さんも主人公と一緒に過ごす時間が少なかったことを悔やんで、なんとか一緒にアメフトを観戦する時間を作ろうとしたりと。

映画の中の話なんだけど、人間そのものを良く表した内容だったと感じたね。
みんなもがきながら、苦しみながら、何かにしがみつきながら必死で生きてるんだなーなんて思える、本当に良い映画だった。

主演のブラッドレイ・クーパーは初めてみたけど、なかなか良い男やね。(ハングオーバー観たいな