the industrial

ブログと言うより自分のためのメモ以外の何モノでもないです。でも読んでくださってありがとうございます。

日原鍾乳洞〜三頭山荘

ゴールデンウィークの連休を利用して、都内ですが旅行に行ってきました〜。

電車等の旅行も好きですが、山に向かうのでやっぱり車ですよね。

レンタカーですが。

omiendさん、軽快に車を走らせます。


青梅街道をひたすら走り、日原街道入り口という交差点から日原街道へ入ります。

この日原街道。魔物が棲んでいました。

といっても特に何がある訳でもなく、都内にも関わらず大自然に囲まれたドライブには気持ちのいい道なのですが、何しろ狭い。

車のすれ違いが困難なので、運転にあまり自信の無い方は心して掛かる様にして下さい。

と、脅してみた物の、すれ違い困難な場所には警備員さんが立って案内してくれるので、さほどビビる必要はないですね。

まあ、僕はもう10年程ゴールド免許で運転してますので余裕ですが。

なんにせよ、安全運転が一番です。

そんなこんなで約2時間半掛けてたどり着いたのは、日原鍾乳洞

一度は行ってみたいと思っていた鍾乳洞ですが、思いつき旅行にしては良い目的ではないのでしょうか。

僕たち夫婦は朝早起きして、たどり着いたのが9時前だったので駐車場もスカスカ。

早めに行くといいんじゃないですかねー。

車を止めて少し歩くとこんな受付が。

入洞料は大人一人600円です。

この小屋で払って下さい。


入り口はこんな感じ。

まるで異界への入り口かの様に、ぽっかりと口を開けております。

「鍾乳洞言うても、テクテク歩いて見れるんやろー?こんな怖そうな入り口にして俺らをビビらせようったって、そんな簡単にビビんねーしwってか日原余裕っしょwww」

と思っていたのが間違いでした...。


入り口から頭をぶつけそうな程狭い通路があります。

のっけから「おうおうお前ら新入りだな?あんまりいきがってっと、痛い目見るぜ?」とでも言わんばかりの狭さです。

明かりがたくさんついているのが唯一の救いですね。

ちなみに、洞窟内は水がぽたぽたと垂れてきます。

そんなに多い量ではないのですが、カメラ等は注意しましょう。


omiendさん、どんどん進みます。

お分かりいただけますでしょうか?あまり体が大きく無いomiendさんですが、それでもせまぜましい(謎の日本語)通路です。

天然の通路かどうかは分かりませんが、コレもこの後の大広間での広さを体感するには良い演出でした。


少し行くとこんな岩が。

道中はこんな目玉な岩がたくさんあります。


さらに少し行くと洞窟の全景を案内する地図。

はっきり言って全く役に立ちません。


大広間への道中は、こんな岩や、


こんな天井などなど。

初めて洞窟という物にはいったので、すべての景色が新鮮で、とても楽しいです。

さらにどんどんすすみます。

洞窟内はどんどんすすめる程とても拾いです。


そして遂に大広間です。

中はとても広くてフラッシュが届かず、写真を撮るのが難しいです。

まあ、どんな大広間か気になる様でしたら、観光案内ページでもご覧遊ばせ。

大広間にはこんな物騒な場所もありました。


仏様。



石がたくさん積み上げられていたので、僕も亡くなった妹への供養をと想い、ちょこっとだけ石を詰んでおきました。

真剣です。



こちらも仏様。

この場所は弘法大師様が修行をした場所だとか。

弘法大師様と言えば空海様の事ですよね。

真言宗つくったり、四国八十八ヶ所を巡ったり、関東の日原鍾乳洞に来て修行したりと、本当に凄い人っすね。


ここから脇道に入ります。

この脇道、地獄へのなんちゃらって名前がついており、看板には「お年寄りの方は特に注意して下さい」とあったのです。

ここからが本当の日原鍾乳洞の始まりでした。

なんといっても狭い!

そして階段が急!

ずんずん階段を上って行った時に振り返ると、むちゃくちゃ高い!

落差殿くらいでしょうね。20メートルくらい薄暗くて狭くて急な階段をのぼった気がします。

体力に自信の無い方は本当に無理なんじゃないかと。

そしてついに大目玉、「白衣観音」と言われる鍾乳石です。

うーん、正直嫁ちゃんを守るのと、滑らない様に進むので、この写真を撮るのが限界でした笑


洞窟の帰り道は、滑らない様に注意しながら階段を降りて行きました。

その階段さえ降りちゃえば出口なんて直ぐなんでがね。

日原鍾乳洞入り口近くにある神社をちょこっとみて退散。

日原街道の下り道では、これから日原鍾乳洞を目指す上ってくる車が徐々に増える時間帯で、すれ違いがちょっと怖いかな?と思いましたが、警備員さんの助力もあり、なんなく下る事が出来ました。

流石、警備員さん。


この時まだ朝の10時頃で、さすがにこのまま宿に向かっても意味はなさそうだったので、取りあえず奥多摩湖を目指す事に。

とにかく水の色が奇麗でした。

湖の奇麗な色は、海の奇麗な色とはまた違った深みがありますね。


どっかの駐車スペースで、家で作って来たお弁当を食しました。

こんな風に奇麗な藤の花が咲いてました。

僕の家系の家紋は下がり藤なので、なんとなく愛着が湧きます。


ここは月読第1駐車場と呼ばれる所。(だったかな?)

景色がとても奇麗です。

ここもツーリングやらなんやらと人がとても多かったです。

なぜ人は山を目指すのでしょうか。

それは、そこに山があr


山にきたら滝は見てみたい物の一つですよね。

手軽に見れそうな滝はないか?っていうことで、さらに進み、都民の森という所にきました。


ここにあると言われる伝説の三頭大滝という滝をめざします。



都民の森って何ぞや?と思っており、芝生の茂った公園でもあるのかなー?と勝手にイメージしていたのですが、どうやら様々なハイキングコースがある山なんですね。

こんな風に、整備されたハイキングをする道があります。

下には木のチップが敷き詰められており、歩くのがとても気持ちいいです。


omiendさん、気分を良くしたのかどんどん歩きます。

ムキムキです。


都民の森の駐車場から20分程山を登ると、遂に発見しました。

伝説の三頭大滝です。

正直、全く普通の滝です。

ですが、大事な勝ちというのは他にあるものです。


まあ、滝も見れたことですし、満足して駐車場に戻ります。

下り道ではこんなへんてこな草を見つけました。

なんなんだか美味しそうですね。

天ぷらにして食べてみたいです。

食べられる草なのか、そもそも名前さえ分かりませんが。


撮影風景。

真剣です。


都民の森にはハイキングコースの他に、様々な施設がありました。

そのうちの一つに、木工細工が楽しめる場所が有ったので行ってみます。


都民ならキールダーサイズの物をただでつくらせてくれます。

受付を済まし、材料を受け取り(おっちゃんありがとう)、まずは型を選びます。

omiendさんは猫の型にしたようですね。

では早速切り抜きます。

懐かしい。

糸ノコですね。

中学生以降まったく触っていないこの糸ノコ機会ですが、omiendさんはこう見えても図画工作はいつも満点を獲得していました。

こう言う物作りは得意なほうです。

見て下さい。この真剣なomiendさんを。


まず材料である木と会話を..なんて事はしません。

おもむろに空いている糸ノコ機会の場所を取ると、躊躇無く刃を入れて行きます。

軽快に刃を走らせていましたが、猫ちゃんの腕の所が細かくて難しいです。

嫁ちゃんが「細かく切って行ったら?」というアドバイスを下さいました。

しかしomiendさん。

ここは図画工作満点の意地といいますか、一筆書きの様に刃を走らせます。


そして出来たのがこれ。

どうでしょう?すばらしいでしょう?

一発で切り抜いてやりました。


omiendさん、ご褒美にお団子を手に入れてご満悦です。


さて、良い時間になりましたので車を宿に向けては知らせます。



お宿はこちら。

「三頭山荘」


なかなかおもむきのある旅館です。

旅館ではなく山荘ですね。


晩ご飯は、山菜を中心としたかなり豪華なご飯でした。

梨の鍋が初めての体験、つまり初体験でしたが、これが絶品。


朝ご飯。

お魚の佃にが非常に美味しゅうございました。


とまあそんなこんなで一泊二日の冒険旅行は終りですが、終わってみるとスリリングあり、芸術あり、いい景色あり、美味しいご飯ありの、とても楽しい旅行になりました。

また行きたいですね。

文:omiend