ロッキー・ザ・ファイナル
個人的な映画ランキングには入らず、シリーズ通して堂々の殿堂入りをしているほどのお気に入り。
最高の1本。
そして、久しぶりに、これまた最高の一本であるYEBISUビール飲みながら観た!w
何度見ても良い。「人生ほど重たいパンチは無い」とか、最高の名言だよね。
とっくに現役引退したロッキー。
最愛の妻エイドリアンをガンで亡くし、特にやることも無くエイドリアンとの思い出に浸っていたんだけど、義理兄のポーリィに「もう過ぎたことだ」と言われたとき、自分の中にある熱く秘めた思いがあることに気づくんだよね。
とっくにその熱い思いがあるのは分かっていたんだけど、なんというか、「俺にとっては、まだ今なんだ!」とかいうセリフで目覚めたんだと僕は思ってる。
それからは、昔みたいに(良い意味で)バカになって、息子からも「恥ずかしいことしないでくれ!」なんて言われたり、ボクシング教会からは「ライセンス再発行は良いけどオススメしないから無理ー!」とか言われたりして、それでも得意の熱い思いを、熱く語って、ラストにつながっていくところがなんとも言えない。
そういうときのロッキーって、初めはタドタドしくセリフを吐くんだけど、どんどんエスカレートしていって、名言が出る最後の方では力強くなっていくんだよね。
ポーリィもそうだけど、1だか2で不良たちと戯れてたところをロッキーが叱って家に連れ帰したマリーだったり、レストランで働くスパイダー(1の一番初めにロッキーと試合していた相手選手)だったり、シリーズを通したファンにはたまらない登場人物。
そして何より、エイドリアンと過ごした、時間が経って少し変わってしまったフィラデルフィアの街並みと、そこに浮かぶエイドリアンとの思い出。
もう本当に終始涙無くしては見れない最高の1本。
ロッキー・ステップス行ってみたいな~。