the industrial

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吾輩は猫である

恥ずかしながらこの歳になるまで、夏目漱石は『こころ』しか読んでなかった。

著作権が切れてるからでせうね?Kindleで無料で読めるので、良い機会だと思い、『吾輩は猫である』を毎朝チマチマと読み進めていたのね。

とても面白かった。

そして、電車の中でチマチマ読んでたからなのもあるけど、とても長かった笑

内容は、学校の先生をやっている主人とそれを取り巻く家族、友人、近所、ご時世なんぞを、猫視点でコミカルな感じで表現しているもので、最後はちょっと無理やりっぽいのだけど、悲しかった。

夏目漱石は古典文学になるのかな?あまり文学は詳しく無いのだけど、まあ、なんかそんな古い言い回しって、何故か読んでて気持ち良いんよね。

正直4割は理解できて無いんだけど。

それでも、思わず電車の中で吹き出してしまったこの件↓
下女が更紗の座布団を床の前へ直して 、どうぞこれへと引き下がった 、跡で 、鈴木君は一応室内を見廻わす 。床に掛けた花開万国春とある木菴の贋物や 、京製の安青磁に活けた彼岸桜などを一々順番に点検したあとで 、ふと下女の勧めた布団の上を見るといつの間にか一疋の猫がすまして坐っている 。申すまでもなくそれはかく申す吾輩である 。
「それはかく申す吾輩である(キリッ」じゃねーよw

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