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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(ネタバレ)

ジャック・リーチャー: Never Go Back (字幕版)

寝れなくてなんとなく頭ポカーンとしながら観ようと思ったのだけど、1作目よりもかなり良い出来で頭から最後まで目が離せなかった。

事件自体はよくある軍の紛争地帯における汚職(武器密売とか麻薬取引とか)なのだけど、それは実はオマケ。

この作品のメインテーマはズバリ親子愛なのではないかね。

主人公のジャック・リーチャーは元軍隊の英雄で、現在はどんな事件もその嗅覚で解決してしまうという凄腕の一匹狼。

1作目はアウトローということで手段を選ばず派手に事件を解決したわけだけど、2作目となる今作では事件を追うのとは別に、ジャック・リーチャーには実は娘が居たという話が。

ジャック・リーチャー自身は見に覚えのないことなので戸惑っていたのだけど、そんな娘を悪者がジャック・リーチャーの弱点と識別して命を狙ってくるため、仕方なく守ることに。

言うことは聞かない危なかかしいのだけど、頭の起点が聞く娘にジャック・リーチャーも「もしかしたら本当に自分の娘なのでは」といつしか思うように。

ラストは無事に事件解決し、結局娘も本当の娘ではなかったのだけど、「もし俺に娘が居たら。そんな人生もあってもよかったかも。」という最後の寂しそうな表情がたまらなかった。

そして、そんな演技をやってのけるトーマス・クルーズ・メイポーザー3世がとにかく素敵だった。