the industrial

ブログと言うより自分のためのメモ以外の何モノでもないです。でも読んでくださってありがとうございます。

カラスの親指

カラスの親指 by rule of CROW's thumb

阿部寛、村上ジョージ主演の詐欺師&どんでん返しもの映画。

どんでん返し自体はあまりビックリしなかったのだけど

姉妹役の能年玲奈石原さとみはどっちも可愛いし、スカッとするような詐欺トリックもあるしで

2時間30分の長丁場でもずっと観ていられる気がした

実家の近くにある病院が出てきたのはビックリ

リリーのすべて

リリーのすべて (字幕版)

実在した世界で初めての性別適合手術を受けた、リリー・エルベを題材にした映画

リリー役のエディー・レッドメインは、レ・ミゼラブルのあのイケメンなのだけど、後半になるにつれ、もうほとんど女性にしか見えなかった。

実際のリリーは50近くまで生きたみたいなので、少し脚色されているね。

しかし、奥さんが可愛そうすぎると思うのは俺だけか?

ink



このまえ観たTHE FRAMEという映画が、今まで観たB旧映画でNo1だと思ったほどだったので、同じ監督が撮ったこのinkという映画を観てみた。

 

結果、何年かぶりに、個人映画ランキングの1位が更新されたほどの映画だった!

 


夜な夜な町に出ては、人々に良い夢を見させてあげる「語り部」と呼ばれる光の存在と、悪魔になるべく、悪魔への手土産として子供の魂を拐うインクと呼ばれる闇の存在の対立を描く物語。

 

拐われた女の子を救うべく語り部達は奔走するのだけど、インクにはインクの正義・成し遂げたい・なりたい姿があって、両者間の葛藤が・・・。

 

あらすじ(ネタ)もさることながら、THE FRAMEにもあったアメリカ映画にもかかわらずUK映画の様な、薄暗くも静けさ漂う美しさと、演出。

 

日本ではマッタクと言っていいほど無名役者を使いながらも、魅力的な登場人物・キャラクター達。

 

特に目が見えない、「語り部」に見かたする「案内人」がお気に入り。

 

ラストスパートはインセプションにも匹敵する程の高揚感を感じ、シラフなのに涙が止まらなかった。

 

監督はJamin Winasという方で、THE FRAMEにも思えたことだけど、この監督が撮る映画の世界観は僕が観たいと思っていた世界観そのものなんだよね。

 

11:59という映画や、という短編動画もあるみたいなので、今から楽しみ。

 

 

 

 

Team Geek

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

会社のパイセンから借りた、グーグラーによるチームビルディングのお話。

 

久しぶりの読書がこれでヨカッタ。

 

人間はプログラムで動いているわけでは無く、感情で動いているので、適切なマネジメントと、チームビルディングをしなければならない。

 

みたいな事をかなり上手く文章として表現している良書だった。

 

この本かなり人気があるらしく、納得の一冊。

 

割とアジャイルザムライと似てる雰囲気。

 

著者はSubVersion作ってた人なんやね(そしてグーグラーだったのか)。

 

今でこそGitがかなり流行ってはいるものの、登場するまではSVNがバージョン管理では最強だった(と個人的に思う)

 

これだけ頭の良い人が作ってるんだから、そうなんだなあ。

ソラニン

ソラニン

社会に出て、漠然とした何も見えない将来に不安を覚えながら生きることの辛さと、人を愛する事にもがく人々の物語(だと思った)。

もともとは漫画なのかな、アジカンが同名曲として曲にしていて、主演の宮崎あおいがラストシーンで歌う姿がもう神がかっていた。

セッションみたいな感じで感動しちゃった。

サンボマスターの近藤さん(ベース)の演技が、非常に味のある演技(というか自然体)で、芸達者なんだなあと。

あと、「世界を変えさせておくれよ」にゲストボーカルとして歌っている伊藤歩さんも出演しているのだけど(始めずっと木村文乃さんかと思ってた笑)、この映画がきっかけなんだね。

こういう青春映画、もっと観たくなっちゃったな笑

THE FRAME

The Frame

 

たまたま選んだ映画なのだけど、個人的に超名作だと思った。

 

少なくとも僕が観たB級映画で最高の作品。

 

自身がドラマの主人公だとは気づかずにいる2人(男女)の主人公が、ある日テレビ越しに話が出来る(出来てしまう)ことに気づき、お互いが自身の存在意義に問う話。

 

女性の主人公は救命士で、救命士としての活躍を描くドラマの主人公だが、本人にとってみれば、ただ仕事に疲れるだけの毎日を送る。

 

男性の主人公は窃盗団のメンバーで、アクション・ドラマの主人公だが、本人にとってみれば、いつか組織を抜けて自由に暮らすことを夢見る日々。

 

結局、説明のつかない箇所が沢山あるのだけど、アメリカ映画にしてはUK映画の様な雰囲気があるので、観ていてとても気持ちがいい。

 

クライマックスはもう何故か涙。

 

久しぶりに泣ける、超名作だと思った。 

デッドライジング

デッドライジング ウォッチタワー (字幕版)

 

元々はゲームから来ているのかな。

 

いわゆるゾンビ映画なのだけど、原作(ゲーム)の表現をしたいがために、「えっ、なんでゾンビに立ち向かうの?バカなの?あれ?なんでこのゾンビそこまで来て噛まないの?噛めるじゃん!噛めるじゃん!」みたいな演出になっちゃってる笑

 

でも、なんつーか、それも含めて面白い映画だった…?