すげえ良い映画だった。めっちゃ面白かった。
天才贋作作家である、ジョン・トラボルタ演じるレイと、若くしてガンを患ってしまったタイ・シェリダン演じるウィルの物語。
悪に利用され、息子の病気を心配する悩める父親な感じがぐっと来た。
そして父と、思春期でガンの息子という難しい関係が深い。
息子に対して印象派のモネの絵画について語る時に、息子が「ゴーギャンが」と言うシーンで、父の「おま、わかってるじゃんか...」みたいな一瞬驚きながら、息子の成長を感じる様を、表情だけで演じるトラボルタが神だった。
めっちゃ泣ける仕上がりではないのだけど、心がホロホロする映画だった。