the industrial

ブログと言うより自分のためのメモ以外の何モノでもないです。でも読んでくださってありがとうございます。

レヴェナント(ほぼネタバレ無し)

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そりゃディカプリオさんオスカー獲るは!と。

いやー、とにかくすごかった。

今回、この映画を楽しみにしすぎて、別の映画を映画館で観た時に流れたこの映画の予告は目と耳を塞いだほどに、観るまで一部の情報をしか入れてなかったのだけど、それも正解だったのかもしれない。

何がすごかったのかを簡単にまとめておこうかと。

大自然がスゴイ。

ロケ地とか調べちゃうほどではないけど、すべて雄大な自然の中で話しが進むので、映画を観ているはずなのに、全編通して風景画を観ている様な気分になる。

そういえば、似たような感覚を、マッド・マックスで感じた。

サバイバル技術がスゴイ

あまり言うとネタバレになってしまうかもしれないのだけど、この映画の一つのテーマとして、「サバイバル」というキーワードがあるものだと思っている。

とにかくあの手この手で生き残るべくサバイバル技術を駆使するのだよね。

そういえば、馬のアレにアレするシーンで、スター・ウォーズを思い出した人は多いはず笑

意外とVFXがスゴイ

VFXと書くと何やらSFなイメージになってしまうかもしれないけど、指を切り落とし、そこから血が流れるシーンだったり、矢が飛んでくるシーンだったり、クマと戦うシーンだったり。

SFではないけど、そういった細かい表現含めてとことんリアルに作りこんでいる様な気がする。

音楽がスゴイ

事前知識無しで観に行ったので、観る前はわからなかったのだけど、エンドロールで初めて気づいた。

なんと、坂本龍一だったんだね。

映画の雰囲気に合っていて、重厚な音楽でずっしりと響く。

トム・ハーディーの演技がスゴイ

こちらも、事前知識ほぼゼロ状態で観に行ったのでトム・ハーディーが出ているのも途中まで気づかなかった。

なんか観たことある人だなーって思ってたのだけど、ヒゲもっじゃでわからんかった笑

この人の声と話し方ってかなり魅力的な感じがするね。

そして今回は悪役なので、どちらかというとマッド・マックスではなくダークナイトのベインっぽさ。

だけど、悪には悪なりの正義があるベインとは違い、キャラクターとしては超絶腐った人間の役。

でも、そういう悪役を演じきれる役者さん(レオンのノーマン刑事を演じたゲイリー・オールドマン然り)は本当に演技が上手くて、ステキ。※演技のなんたるかなんて素人の僕にはワカラナイので、完全に個人的見解

ディカプリオの演技がスゴイ

はじめにも書いたけど、そりゃオスカー獲るわと。

こう書くとなんだか「わしがそだてた」的な気持ち悪い書き方になるのだけど、タイタニックの頃は「もっと歳を取ったら渋くて良い俳優になりそうだなー」なんて思った事があって、このレヴェナントでそんな味のある渋いディカプリオが観れたきがして、とても良かった。

ストーリーは単純ながらも、胸が押しつぶされそうでスゴイ

↑のマンマ。

中盤手前くらいからラストまで、ずっとずっと胸が痛かった。そこまでドキドキしたりする映画はなんだか久しぶりの様な気がした。

墓穴から這い上がった直後はここ数年で観た映画の中でも名シーンだと思うし、ラストは個人的に納得の行く終わり方に収まった方かと(まああのラスト以外、収めようが無い気もするけど)。

映画館で観てよかったと思える映画って、本当に良い。