なんとなく観始めた映画だったので、事前知識は「はいはいどうせキラキラした恋愛ものでしょ、どんなもんじゃい」と思っていたのだけど、中盤から涙が止まらなくなり(花粉症な)後半ボロ泣き(花粉症な)。
初めは全くわからず、中盤に物語の核心が分かってからは、主人公の二人のそれぞれのシーンでの心情を考えるようになって泣き、考えれば考えるほどもっと泣けるというか。
多分2回鑑賞すると余計に泣けそう(花粉症じゃなくてもな)な、すごく美しくて切なくて、SFっちゃあSFなところでやや現実離れしている点を除けば一点の曇りのない素晴らしい映画だった。
泣いた邦画でトップくらすかもしれぬ。