the industrial

都内で働くITエンジニアの日記

削られる雀パイ

あれは確か、高校2年の春。

クラス替え後の期待と不安が入り交じった何とも言えない午後の教室で、彼はそれを削っていた。

麻雀牌だ。

削るとはどういう事か?こう思う人も少なく無いだろう。

プラモデルを作った人なら分かると思うが、その麻雀牌はプラスチックで出来ており、同じくプラスチックで出来ている「枠」からニッパ等で切り離して使用する物だ。

切り離した箇所には「バリ」と呼ばれるカスが残るため、手触りの良さを求め為に、相手の手札を読む麻雀というゲームの性質上、必ずヤスリ等で削る必要がある。

麻雀牌を削る彼を観て、僕はふと声をかけた。

「へー、麻雀やるの?」

すると彼は嬉しそうに「え?麻雀出来るの!?やったー!麻雀出来る人居たよ!(もう一人の友人に向かって)」

それが僕と彼の出会いだった。

それからというもの、麻雀を肴によく遊んだものだ。

月日は流れ、早13年。

先日、その彼と二人で飲んだ。

話す内容は。彼の元に先月出来た赤ん坊の話だ。

高校の時に、まさかこの彼と北千住でビール片手にそんな話をするとは、夢にも思わなかっただろう。


とかなんとか奇麗に書こうと思ったけど、あいつがパパとかまじウケルーw

良い嫁さん見つけてよかったな!