the industrial

ブログと言うより自分のためのメモ以外の何モノでもないです。でも読んでくださってありがとうございます。

論点思考

論点思考

ボストンコンサルティンググループで15年間コンサルをこなして来た著者の経験から基づく、問題の本質を見極める手法を紹介する本。

 

社内で結構読んでる人が多かったので、お借り。

 

読む前はボストンコンサルティング凄いでしょー!?といった内容になるんじゃないかと思ってたのだけど、なかなかどうして、基礎からスキーム、実例を絡めた紹介で面白かった。

 

まあ、これを実践出来るかどうかが問題なんだけどね笑

 

ビリギャル

映画 ビリギャル Blu-ray プレミアム・エディション

 面白かった!

 

一年で偏差値を40上げて、慶応大学に合格するという実話を基にした映画。

 

家庭の事情やら、日本の教育体制やら、色々なメッセージはあるんだろうけど、何より一番頑張るのは子供なんだなあと。

 

それにはやる気が必要で、この話に出てくる予備校の先生が神がかっている。とにかく良いところは褒めて、ダメな所はじゃあどうしたら良くなるのかと寄り添い、これこそが教育なんだ。

 

映画としても上手くまとまってるし、役者はみんな上手いし、久々に良いもの見た気分。

カラスの親指

カラスの親指 by rule of CROW's thumb

阿部寛、村上ジョージ主演の詐欺師&どんでん返しもの映画。

どんでん返し自体はあまりビックリしなかったのだけど

姉妹役の能年玲奈石原さとみはどっちも可愛いし、スカッとするような詐欺トリックもあるしで

2時間30分の長丁場でもずっと観ていられる気がした

実家の近くにある病院が出てきたのはビックリ

リリーのすべて

リリーのすべて (字幕版)

実在した世界で初めての性別適合手術を受けた、リリー・エルベを題材にした映画

リリー役のエディー・レッドメインは、レ・ミゼラブルのあのイケメンなのだけど、後半になるにつれ、もうほとんど女性にしか見えなかった。

実際のリリーは50近くまで生きたみたいなので、少し脚色されているね。

しかし、奥さんが可愛そうすぎると思うのは俺だけか?

ink



このまえ観たTHE FRAMEという映画が、今まで観たB旧映画でNo1だと思ったほどだったので、同じ監督が撮ったこのinkという映画を観てみた。

 

結果、何年かぶりに、個人映画ランキングの1位が更新されたほどの映画だった!

 


夜な夜な町に出ては、人々に良い夢を見させてあげる「語り部」と呼ばれる光の存在と、悪魔になるべく、悪魔への手土産として子供の魂を拐うインクと呼ばれる闇の存在の対立を描く物語。

 

拐われた女の子を救うべく語り部達は奔走するのだけど、インクにはインクの正義・成し遂げたい・なりたい姿があって、両者間の葛藤が・・・。

 

あらすじ(ネタ)もさることながら、THE FRAMEにもあったアメリカ映画にもかかわらずUK映画の様な、薄暗くも静けさ漂う美しさと、演出。

 

日本ではマッタクと言っていいほど無名役者を使いながらも、魅力的な登場人物・キャラクター達。

 

特に目が見えない、「語り部」に見かたする「案内人」がお気に入り。

 

ラストスパートはインセプションにも匹敵する程の高揚感を感じ、シラフなのに涙が止まらなかった。

 

監督はJamin Winasという方で、THE FRAMEにも思えたことだけど、この監督が撮る映画の世界観は僕が観たいと思っていた世界観そのものなんだよね。

 

11:59という映画や、という短編動画もあるみたいなので、今から楽しみ。

 

 

 

 

Team Geek

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

会社のパイセンから借りた、グーグラーによるチームビルディングのお話。

 

久しぶりの読書がこれでヨカッタ。

 

人間はプログラムで動いているわけでは無く、感情で動いているので、適切なマネジメントと、チームビルディングをしなければならない。

 

みたいな事をかなり上手く文章として表現している良書だった。

 

この本かなり人気があるらしく、納得の一冊。

 

割とアジャイルザムライと似てる雰囲気。

 

著者はSubVersion作ってた人なんやね(そしてグーグラーだったのか)。

 

今でこそGitがかなり流行ってはいるものの、登場するまではSVNがバージョン管理では最強だった(と個人的に思う)

 

これだけ頭の良い人が作ってるんだから、そうなんだなあ。