the industrial

ブログと言うより自分のためのメモ以外の何モノでもないです。でも読んでくださってありがとうございます。

秒速5センチメートル

秒速5センチメートル [Blu-ray]

秒速5センチメートルとは、桜の花びらが落ちる速度なんだそうな。

多分新海誠氏のアニメで一番有名なアニメ?

世界観はこれまでと一転してかなり現実的なもので、子供の頃の初恋〜大人になった時の二人を描いた作品。

聞いてた話ではかなり切ない話かと思っていたら、割りとそうでも無く。

初恋から結婚まで行く事の方が奇跡で、そこら中に溢れている話なんだろうなと。

コレよりは、このあと書く言の葉の庭の方が好き。

雲の向こう、約束の場所

雲のむこう、約束の場所 [DVD]

こちらも新海誠氏のアニメ。

正直、ラストはなんか微妙。相変わらず最後に何を持ってきたかったのかワカラナイ...。

でも、やっぱ好きなんだろうか、この新海誠氏の世界観に浸れるのが本当に気持ちいい。

あと、やっぱりちょっとエヴァ要素入ってる気がする。

夏を感じられるアニメって、たぶんいくつになっても良いんだろう。

ほしのこえ

ほしのこえ [DVD]

なんか観たことあるなって思ったら、昔先輩が観せてくれた短編アニメだった。

主人公は高校生カップルで、彼女の方がエイリアンと戦う為にロボットに乗って地球を後にする。

その間は携帯のメールで連絡を取り合うのだけど、距離が離れるに連れてメールが届くのも遅くなって(8年後とか)いって、うわ切ないーって話。

そして当時流行っていたからか、なぜかちょっとエヴァ要素が入ってる。

新海誠氏が自分ひとりで初めて作り、なんかの賞を採った作品。

作画なんかは最近の方が断然好きなのだけど、でもこの頃からもう新海誠氏っぽい作品なんだなーと。

すごく良かった。

アイ アム ア ヒーロー

アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)

そしてココ最近で、レヴェナントと同着くらいで楽しみにしていた映画。

原作コミックは大好きなアイアムアヒーロー、それを題材にした実写映画、主演は我らが大泉洋先生(鈴木英雄役)。

簡単に言うとゾンビもののパニック映画なのだけど、まず「なんだ邦画も行けるじゃん!」って思えるほどに、日常からパニックまでの流れが素晴らしく。

かつ、ZQN(ゾキュン=ゾンビ)の作りも凄く原作を意識して作られているのか、誰が見てもリアルなZQNで、もうそれだけで(気持ち悪いけど)素晴らしい。

ZQNになる役者も見もので、片瀬那奈(てっこ役)がラフな肌着姿でZQN化し、覚醒したエヴァみたいな動きで大泉先生を襲うシーンとか。

クライマックスは大泉洋先生頑張りまくってて、ずっと観てたいなと思ったり。

2時間の枠に収めないと行けないので、原作に比べると少し脚色しているのだけど、それでもこの映画作った人は原作のことが好きなんだなーとも感じらるほど良い感じにまとまってて、本当に観てよかった。

スター・ウォーズ フォースの覚醒(ちょっとネタバレあり)

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (字幕版)

こっちもやっと観れたー!

ただ、はじめに感想を言えば、面白いには面白いし、今後どうなるのか気になるのだけど、ちょっと期待しすぎた感はあるかな。

しかしまさか彼が死ぬとは...。

確か、彼を演じる役者さん、ってスター・ウォーズのことが嫌いなんだってね。

そして、ルーカスに、「彼を作中で殺してくれ」とまで言ったとか。

しかし実際そうなると、観ている最中に目を疑ったというか、信じられないというか。

そういうところが衝撃すぎて、映画全体の味がよくわからなくなったのかも。

エクスペンダブルズ3

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なかなか観る機会がなく、U-NEXTの無料キャンペーンでやっと鑑賞。

まあ毎回そうだけど、往年のジャッキー・チェン映画よろしく、ストーリーはあってないようなもの。

ただ、出演者が今回も豪華すぎる。

まずウェズリー・スナイプス

冒頭の登場シーンとは打って変わって後半は少ししか見せ場がなく、重要キャラかと思ったのに一体何だったのか。

でもブレイドが好きだったので、出てきた時は嬉しかったw

そしてハリソン・フォードも出演。今回はCIA高官で、バニー達に依頼するだけでなく、自ら出撃w

そして敵役がびっくりしたのだけど、メル・ギブソンだったのだね。

シュワちゃんジェット・リーも普通にさらっと出てて(ブルース・ウィリスはでない)、もう何がなんだかわからない。

これほど役者が揃いすぎているにもかかわらず、映像はリアルそのもの。

戦車が砲弾を撃つシーンで、周りの瓦礫から砂埃が巻き上がるのが細かくてびっくりした。

もう、逆に何処を観たら良いのかわからないほど見せ場のオンパレードなのだけど、やっぱりストーリーは適当なところのギャップが良いんだよね。

4やらないかなー。

レヴェナント(ほぼネタバレ無し)

www.foxmovies-jp.com

そりゃディカプリオさんオスカー獲るは!と。

いやー、とにかくすごかった。

今回、この映画を楽しみにしすぎて、別の映画を映画館で観た時に流れたこの映画の予告は目と耳を塞いだほどに、観るまで一部の情報をしか入れてなかったのだけど、それも正解だったのかもしれない。

何がすごかったのかを簡単にまとめておこうかと。

大自然がスゴイ。

ロケ地とか調べちゃうほどではないけど、すべて雄大な自然の中で話しが進むので、映画を観ているはずなのに、全編通して風景画を観ている様な気分になる。

そういえば、似たような感覚を、マッド・マックスで感じた。

サバイバル技術がスゴイ

あまり言うとネタバレになってしまうかもしれないのだけど、この映画の一つのテーマとして、「サバイバル」というキーワードがあるものだと思っている。

とにかくあの手この手で生き残るべくサバイバル技術を駆使するのだよね。

そういえば、馬のアレにアレするシーンで、スター・ウォーズを思い出した人は多いはず笑

意外とVFXがスゴイ

VFXと書くと何やらSFなイメージになってしまうかもしれないけど、指を切り落とし、そこから血が流れるシーンだったり、矢が飛んでくるシーンだったり、クマと戦うシーンだったり。

SFではないけど、そういった細かい表現含めてとことんリアルに作りこんでいる様な気がする。

音楽がスゴイ

事前知識無しで観に行ったので、観る前はわからなかったのだけど、エンドロールで初めて気づいた。

なんと、坂本龍一だったんだね。

映画の雰囲気に合っていて、重厚な音楽でずっしりと響く。

トム・ハーディーの演技がスゴイ

こちらも、事前知識ほぼゼロ状態で観に行ったのでトム・ハーディーが出ているのも途中まで気づかなかった。

なんか観たことある人だなーって思ってたのだけど、ヒゲもっじゃでわからんかった笑

この人の声と話し方ってかなり魅力的な感じがするね。

そして今回は悪役なので、どちらかというとマッド・マックスではなくダークナイトのベインっぽさ。

だけど、悪には悪なりの正義があるベインとは違い、キャラクターとしては超絶腐った人間の役。

でも、そういう悪役を演じきれる役者さん(レオンのノーマン刑事を演じたゲイリー・オールドマン然り)は本当に演技が上手くて、ステキ。※演技のなんたるかなんて素人の僕にはワカラナイので、完全に個人的見解

ディカプリオの演技がスゴイ

はじめにも書いたけど、そりゃオスカー獲るわと。

こう書くとなんだか「わしがそだてた」的な気持ち悪い書き方になるのだけど、タイタニックの頃は「もっと歳を取ったら渋くて良い俳優になりそうだなー」なんて思った事があって、このレヴェナントでそんな味のある渋いディカプリオが観れたきがして、とても良かった。

ストーリーは単純ながらも、胸が押しつぶされそうでスゴイ

↑のマンマ。

中盤手前くらいからラストまで、ずっとずっと胸が痛かった。そこまでドキドキしたりする映画はなんだか久しぶりの様な気がした。

墓穴から這い上がった直後はここ数年で観た映画の中でも名シーンだと思うし、ラストは個人的に納得の行く終わり方に収まった方かと(まああのラスト以外、収めようが無い気もするけど)。

映画館で観てよかったと思える映画って、本当に良い。