the industrial

ブログと言うより自分のためのメモ以外の何モノでもないです。でも読んでくださってありがとうございます。

塔の上のラプンツェル


この前テレビでやっていたのを鑑賞。先に結果的な感想を書くと、「めっちゃ名作」だった!

この手の映画はヒックとドラゴン(配給はパラマウントだけど)が一番好きなんだけど、ラプンツェルかなり良かったわ〜。

良すぎて久しぶりに想いの丈を本気で書こうかと笑

大まかなストーリーは王道中の王道というか、もう始まった瞬間最後まで話が読めるんだけど、それでも造りが良いのか「うおー!きたー!」って感じで楽しませてくれた。

物語の中心にラプンツェルの髪の毛に宿る魔法の力というのがあって、少しでも髪の毛を切るとその髪の毛にはもう魔法の効力が無くなってしまうんよね。その魔法を狙った魔女がラプンツェルを誘拐して塔に閉じ込め、18年間の月日が流れる所から話は始まる。そこにひょんな事から盗賊のライダーが転がり込む所から話も転がり、最終的には魔女から髪の毛の魔法ではなくラプンツェルを守る為に髪の毛をすべてバッサリ切る。そしてラストは本当のお母さんお父さん(お妃様と国王様)と再会出来て、ライダーとの間に吊り橋効果で芽生えた恋も成就し結婚もして、めでたしめでたし。

個人的に見せ場だと思ったのはやっぱり髪の毛を切る所。
18年間閉じ込められて生きて来た過去との決別というか、新しい自分との出会いというか、女性が髪の毛を切るのはとても特別な事なんだよなあと思いながら見ると、色々感慨深い。
ボクハオトコノコデスガw

単純にCGも凄いよね。やっぱりラプンツェルと言えばあの長い長い髪の毛で、映画でも一番大切なファクターと言って良いそれを、あんなにリアルに、奇麗に、かつ3DアニメらしくCGで表現しているのは本当に凄かった。

昔、FINAL FANTASYのフルCG映画が公開された時に読んだんだけど、CGで髪の毛を表現するのが一番難しいみたいで、処理コストは半端では無いらしい。おそらくラプンツェルの髪の毛もある程度まとめて処理コストは下げて居るはずなんだけど、そんな事みじんも感じさせないCG表現だったね。

本当におすすめの良い映画だった。

日本のアニメも、なんとかプリキュアだとかなんとかカードファイトだとか萌えがどうのこうのではなく、もっとこういう子供に夢を感じてもらえる様なアニメが有ってもいいんじゃないの。

ソレが出来ているのはジブリぐらいかなあ。と思ったけど、ジブリももう大分大人びたアニメばかりだよぬ。