the industrial

ブログと言うより自分のためのメモ以外の何モノでもないです。でも読んでくださってありがとうございます。

TERMINATOR GENISYS

僕は保育園時代から親の隣で日曜洋画劇場などを通じて映画を見ていた人間でして。

子供時代に見た・聴いたものというのは美化されるだろうか、とにかく80〜90年代の映画が今でも好きなんだよね。

小学校4年生くらいだったかな。

ターミネーター 1」自体はテレビでお母さんと一緒に観たことがあったのだけど(当時はちびるほど怖かった)、住んでいたのは静岡県の清水市(現静岡市清水区)は三保というところには映画観が無く、テレビを通じて続編である、そして大ヒットしているという「ターミネーター 2」を観るすべはなかったんだよね。

父親がそのうちビデオを借りてくるかなー?と期待していたんだけど、まさか同じく映画好きな友達の家でバタリアンを観ていた時に、その友達のお父さんが帰ってきて、「ちょっとバタリアン止めていいかな?コレ観ない?」と袋から取り出したのが「ターミネーター 2」だった。

テンションMAXになる僕と友達をニコニコ眺めながら、ビデオデッキにセットして再生。

筋骨隆々なT-800が、同じくタイムスリップしてきた正義の味方であるはずの警察の格好をしたT-1000から、前作の主人公サラ・コナーの息子ジョン・コナー守るという、前作を良い意味で裏切る展開。

子供ながらに、最後まで食い入るように観ていたっけ。

そんなターミネーターの新作が、リブートということで公開。

そして、”人生初の父の日”のプレゼントとして、嫁ちゃんと娘ちゃんからもらったのが、劇場鑑賞前売券。

近くに映画館がなく、幸運でもない限り、観たい新作映画が観れなかった映画好きな少年が、大人になり、自分の子供から映画の前売券をもらうというのは、コレほど素敵なことはないんじゃないかな。

子供時代の自分に自慢してあげたい笑

さて、今作はかなり「ターミネーター 1」と関係が深く、そして浅い話。

何を言ってるのかわからないと思うんだけど、詳しくは実際に映画を観て欲しい。

三部作らしいね。

敵は予告で出てきたイ・ビョンホン演じるT-1000だけではなく、コレまでのターミネーターシリーズが好きな人だったら本当にびっくりする人物が相手。一つだけ言えるのは、人間でも機会でも無いもの(宇宙人ではない笑)。

おそらく今作の監督がそうとうジェームズ・キャメロンのことが好きなのか、ストーリーだけじゃなく、演出でも度々かいま見える1〜4への数々のオマージュ。

”時間軸を使った”計算されたストーリー。映像。ユーモア。映画そのもののテンポ。

そしてクライマックスの「I'll be back」。

どれを取っても最高だった!