the industrial

ブログと言うより自分のためのメモ以外の何モノでもないです。でも読んでくださってありがとうございます。

マッドマックス 怒りのデスロード

邦題のダサさよ。

ちょっとムシャクシャするとかしないとかいったことがあったりなかったりで、そんな日は映画館で映画を観るに限りますデス。

本当はチャッピーが観たかったんだけどやっておらず、この日公開日だったマッドマックスを観てきました。

前知識としては、

北斗の拳っぽい世紀末が舞台?(北斗の拳っぽいってか北斗の拳マッドマックスっぽいですよね

昔あった映画(観てない

くらい。

あとは主演が、ベイン役のトム・ハーディーかな?くらい。

なので、期待値としては低めに観に行ったのだけど、その期待値くらいだったかな。

でもつまらない訳ではなく、観終わってから時間が経つほどにジワジワ来る、いわゆる"スルメ系映画"って所ですね!

まず目につくのが、映像の芸術さ。

すべてのシーンが、なんというかフランス映画の様な、音楽で言うと叙情的なエッセンスが入ってて、核戦争で荒廃した世界観が"滅びの美学"を上手く表現していて、とにかく綺麗だった。

トム・ハーディー演じるマックスが主演なのはそうなんだけど、本当の主演はシャーリーズ・セロン演じるフュリオサなんじゃないかと。

それくらい物語の中心人物だったね。

そして、フュリオサの例の「Remenber me?」と言うセリフに、この映画の描写では語り尽くせない想いが込められてて、本当にカッコよかった。

あと、マッドマックスってタイトルについて考えてたんだけど、核戦争で滅びたこの世界においては、"狂ってる事が普通"で、マックスはどちらかと言うと周りに比べて"狂ってない"方なんだよね。

なんだけど、"狂ってるのが普通な世界観で狂ってないマックスの方が狂ってる"って事で、狂ったマックス、マッドマックスって事なのかなと。

なんかもう一回観たい気がする。