最近観た映画の中でも特に面白かった。
1960年代、まだイギリスに民放ラジオが存在せずポピュラーミュージックの放送が制限されていた時代に、北海からロック音楽を流して人気を集めていた「海賊ラジオ局」を取り巻く若者と政府を描く。Wikipedia
とまあ、実話(というより史実か)と、音楽と反体制などなどを題材にしたイギリス・ドイツ制作の映画。
60年台のロックが沢山流れるので、とにかくロック好きにはたまらない内容。キンクスが特に最高。
また、出演者もすごく豪華。
同じパイレーツもの映画?である「パイレーツ・オブ・カリビアン」でイカの海賊役(デイビィ・ジョーンズ)を演じたビル・ナイ。
カポーティーで最高の演技力を見せた、今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマン。
ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメンではキアヌ・リーブスのマネをして私のお腹をよじれさせたニック・フロスト。
イーロン・マスクの元奥さんなどなど、盆暮れ(正月は抜く)がいっぺんに来ちゃった感。
イギリスが舞台なので、出演者が着ている衣装がまたおしゃれ。
襟付きシャツ+サムシングは基本中の基本として、シャツの柄だったり、どこを取っても美しい!
そして、単純に映画としての出来も良く、ストーリー、演出、テンポなどなどどこを取ってもストレス無い仕上がりでして、別に泣く様な映画ではないのに、ラスト30分ずっと泣き笑いながら鑑賞笑