はじまりへの旅
- 発売日: 2017/10/04
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いやー泣いた泣いた。
こんなに泣けたのROOM以来だな。
ベン・キャッシュとその妻レスリーは、6人の子どもたちとワシントン州の森の奥深くに住んでいる。資本主義とアメリカ人の生き方に幻滅したベンとレスリーは、子どもたちにサバイバルの技術と哲学を教え込む。社会から離れ、ベンとレスリーは子どもたちを育てることに身を捧げる。批判的思考ができるよう教育し、肉体的に健康で活発であるように訓練をさせる。そして、森での生活を通じ、テクノロジーに頼らず自然と共生することの素晴らしさを身をもって体験させる。 しかしながら、レスリーは双極性障害によって入院し、最終的には自らの命を絶ってしまう。ベンは妹のハーパーからこの事実を知らされる。葬儀の手配についての話し合いがもたれるが、義父のジャックとベンは言い争いを始めてしまう。レスリーの遺志に従いベンは火葬を執り行いたいが、ジャックは土葬にしたいと言う。結局土葬が行われることになり、ベンは葬儀への参列をしないことにし、子どもたちにそう伝えた。しかし、ベンは葬儀を台無しにしてやろうと決意し、子どもたちを連れ車での旅に出る。 そして、子どもたちは初めて森の外の生活を体験する。 はじまりへの旅 - Wikipedia
特殊といえば特殊なのだけど、そんな生活の中で本当に大切なことを全てを教え込んだはずなのに何も教えられていなかった父の葛藤と、ついには敗北してしまう様がとても切なく涙を誘ってきた。
この映画の登場人物のうち、大人たちに限って言えば全員が純粋な愛をもって行動しているのだけど、考え方や立場などからその愛を押し付けてしまうんだよね。
実際は、子どもたちから見てさえそれはエゴでしかなくて、大人としての、親としての辛さが凝縮されているように思った。
例えば、父は社会のくだらなさに子供たちを山で育て、自ら教育と肉体的な訓練、ときには鹿を狩って捌いて食すというサバイバルと食育(と書くと何故か安っぽくなるな)を叩き込む。
結果、子どもたちは全員アスリート並みの強さと、一流大学にたやすく合格してしまうほどの学力を身につける。
一見とても素晴らしいように思えるけれど、実際この世界で生きていくに必要なこと全てには足りなくて、そこを窘められてしまうというか。
そんな中でも、6人の子どもたちだけがどこまでもどこまでも純粋に生きていて、それが父である主人公の救いにもなるという。
あと、音楽も良い。
最近観た16本の映画の感想を簡単にメモ
この中だと、特捜部Qが推しかなあ。
イコライザーとジェーン・ドゥも良かった。
特捜部Q - Pからのメッセージ
3作目。
これも面白かった。
ヒリヒリとド緊張する感じが素敵。
主人公が最後に言う、「子供ってのは馬鹿で無知で、でもそうでなくてはならない」的なセリフが最高。
特捜部Q - キジ殺し
2作目。
こちらも面白かった〜。なんかシリーズ化にも意欲的らしい。
ついでに3作目も観たのだけど、この2作目が一番おもしろかったカモ。
【ネタバレ】特捜部Q - 檻の中の女
デンマークの映画らしい。
なんとなく観てみたらすっごく面白かった。
すぐ暴走する刑事な主人公と、いつも冷静に優しくサポートする相棒による事件解決もののサスペンス映画。
とにかく雰囲気が良く、あと刑事バディーものなのだけど、二人の微妙な関係性というかが好き。
以下はネタバレ
・・・
自分の暴走で犯人に相棒を撃たれ、自身も怪我を追って殺人課から特捜部Qという部署に移動させられた主人公。
特捜部Qは、解決済み事件の書類整理をするという部署で、座敷牢のような扱い。
とりあえず書類整理するかと不貞腐れながら仕事を始めるのだけど、5年前に議員が自殺したとされる事件が妙に引っかかり。
結果、議員は自殺ではなく誘拐され、5年間ずっと監禁されており、死のギリギリで主人公二人に助けられるという落ち。
犯人は犯人でとても悲しい動機の元に議員を誘拐して殺害しようとしていたのだけど、でもなんで5年も苦しめていたのかなとちょっと引っかかった。
まあ、特捜部Qが「数年前に解決した(と思われる)時間の書類整理」なので、そこの時差とハッピーエンドにつなげるための話の流れ上仕方なかったのかなと。
でも、それを差し引いても面白かった。
なんせ、2と3を立て続けにみちゃったものw
イコライザー
twitterで聞いて気になった、デンゼル・ワシントン主演の映画。
デンゼル・ワシントンの映画ってどれも面白いの凄い。
なんかめっちゃ良いホームセンターの店員さんが、実はめっちゃ強い元CIAのエージェントだった主人公が、ひょんなことからスッゲーでかい悪い組織を一人でぶっ潰してしまうという爽快な感じの映画だった。
続編、早く観たすぎるのだけど、レンタル開始が1月っぽい。
楽しみ