妹を亡くしてからというもの、人間、というか命って儚いもので、そうやって去って行った人達は取り残された人の記憶からあっという間に消えて行ってしまうんだなと感じてた事があるんですよね。
そう思ってからは、何でも良いから存在した証を残して起きたいなんて思うようになり、その時丁度良いツールを見つけたんですよ。
それがブログ。
まあ、ブログは全く知らない人も見るものであって、そこに存在した証を残すのもアレなんですがね。
なんにせよ、何がしかの形で残せるってことが前提なので、細かい事はどーでも良いんです。ええ。
ブログを始めてからは毎日何でも良いからとにかく書くということを心がけ、それが2年ほど続いたんだよね。
ところが。そこに現れたのがTwitterだったんだよね。
Twitterを始めたのはリンキンのチェスターがハマってると言うのを読んでから。
なんとなくつぶやいていたのが、だんだんと日課になり、いつしか生活の一部以上になって行ったんですよね。
なんせ、世界中からのつぶやきがポケットに収まる機械で見れるのはすごいですよのう。
憧れのアーティストを身近に感じられたかと思うと、交通情報や天気予報、はたまた面白ネタまで。うまく使えば本当に便利なツールなんよね。
そんな中、何でも良いから存在した証を残すという目的は形骸化し、日々の恨み辛み…ではなく面白かったこと楽しかった事なんかを書いて、ブログのコメントよりも敷居の低いレスを貰ってはそれを楽しむと。
人間ってのは行動に対するなんらかのリアクションを楽しむ物があると思うんだけど(ブログのページビュー数なんかでリアクションを楽しむのがそれか?)、ブログに「よし書くぞ!」と意気込んで何か書いてコメントがないよりも、Twitterにつぶやいてなんらかのレスを貰う方がはるかに確率が高いので、ブログよりもTwitterに流れるのは必然なんですかね。やっぱり。
そしてFacebookの登場。と言うか日本での浸透?
コメントどころか、"身近な人から「いいね!」と言うお手軽なレスが貰える"もんだから、楽しくない訳がないわけなんですよ。これが。
え?そんな事ない?
と言うのは人それぞれかも知れないんだけれども、ただ独り言を書くだけならついでもいいじゃない?
そんなこんなで、意気込んでブログをかくよりももっとお手軽にアウトプットできて、リアクションがあるTwitterとFacebookの存在は大きいよね。
だからブログを書く頻度が減りました。
言い訳っぽいですが笑
とは言えですよ。
TwitterやFacebookへの投稿って、その一瞬だけだと思うんですよ。
文章とまでは行かないその一瞬の投稿を読み返してもあまり面白みがない。
なので、大好きな映画の感想なんかはブログで書くようにしているんよね。
こういった使い分けが一番大切なのかな。
たまには中身のあまりないダラダラとした事を書きたくなる事ってあるよね笑
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