ある戦争
要するに「生まれ変わったら、私は貝になりたい」なのだけど、すごく良かった。
アフガニスタンで作戦指揮をする主人公が、部隊と仲間のピンチを救うべく、ろくに確認せず航空支援を要請し、このピンチを脱出する。
しかし、その支援要請によって11人の民間人を死なせることとなり、軍法会議にかけられ…。
戦争を題材にした映画ながらも、全編通してとても静かな映画で、音楽はエンドロールまで流れなかった?と思う。
だけど、それが逆に緊張感を増して、物凄い名作だと感じた。
現実的に軍に所属している人の苦悩はわからないけど、こういうことって実際あるのかなと思うととても悲しい気持ちになった。
だって、同じ釜の飯を食う人間、それも部下を大事にする隊長が、その仲間を助けるためにとった行動に対して軍法会議にかけられるなんて、悲しすぎる。
でも、その中でも救いがあってとても良い映画だった。
観て良かった〜〜