めっちゃ面白かった。
キョンシーといえば80年代一世風靡したコメディーホラー的な映画で、僕みたいなおじさんは当時結構観ていたんじゃないかな。
そんなキョンシーが現代風にアレンジされて、コメディー要素ゼロのガチホラー映画として蘇った感じの本作。
霊幻道士役だった元スターは、妻子に愛想をつかされ生きる意味を見失い、一人死に場所を求めてやってきたのが、住人が数人しか居ない悪霊も住む廃墟にも近いアパート(マンション?)。
みたいな導入で考察的な側面もあり、オチは賛否両論なのだけど個人的にはすごく楽しめた。
びっくり箱みたいなホラー感に頼らない映画の雰囲気も最高だし、そしてちょっと泣けた。